【緑仙】緑仙 1st MINI ALBUM『パラグラム』を聴いたぞ!!!!【#パラグラム】

2023年10月4日。緑仙の1st MINI ALBUM『パラグラム』がついに発売されました。

 

 

 

おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

パラグラム。最高だった緑仙の1stワンマンライブ『Ryushen』の最後にて発表された、メジャーデビューの報せ。そして、1st MINI ALBUM『パラグラム』発売の告知。もう5年間になるほど緑仙のことを推してきた自分にとって、その報せは最高以外の何物でもありませんでした。

 

そして時は流れ、パラグラムの発売の時がやってくる。

 

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発売直前ライブも最高でした。エヴァーグリーンがかなり久しぶり楽曲で普通にびっくりしてました。

 

パラグラムを獲得!!!!!!!!!

初回限定版Bを購入

 

ということで、ただの1オタクがつらつらと緑仙 1st MINI ALBUM『パラグラム』の感想を生成していきます。

 

1. WE ARE YOU

ライブで緑仙が「これからは素直な曲も歌っていきたい」のようなことを言っていたように、真っすぐな応援歌だと思います。低音パートの包み込むような歌声と、高音パートのダイレクトにこちら側に伝わってくるような強い歌声を気持ちよく摂取できる、とても聴きやすい楽曲になっていると思います。

序盤「絶対的な運命~辿り着ける」のリズムと、このパートの後半でピアノが入ってきて次の展開に進む盛り上がりを見せながら、その次のパートの開幕、歌声とギターで耳を包み込んでくる展開が好きです。また、サビの高音パート、緑仙の歌声からいつも摂取できる儚さもどこか帯びながら、楽曲に合った真っすぐな明るさが芯に感じられて好きです。

2. アイムリドミ

すごい曲。1回聞いただけではとても完食できないような情報量の多い楽曲だと思います。個人的にパラグラムで一番好きかも。

自分は緑仙の歌声(というか緑仙自体の?)魅力として、「強いけど、人間として等身大な姿」を挙げがちです。この楽曲は、そんな等身大の人間の姿を込めたような、そんな気がしています。

楽曲自体にコメントしていくと、まず、開幕サビ「クルクルクル」のリズムがえぐすぎて感情破壊されました。また、裏で鳴ってるクラップ的な立ち位置の音の音色がめちゃくちゃメタリックで凄いな~と印象に残りました。「小さな窓に吸い込まれて、」で後ろで声を入れて、実際に吸い込まれているかのような情景を描写しているのも好きです。そして何より「ドーパミンが~」からのパートの空間造形凄すぎる。非現実的でまるで空間が歪んでいるような雰囲気を感じさせ、それでいて空間は広がっている感じというより狭い空間にいるような印象を受けました。まさに一人の人間の思考の中にこもっているような。

歌詞としても、「It's lie? It's life? It's right?」だとか「ネガティヴでポジティヴなあの子。」とか細かいところにも緑仙を感じさせる描写があってとても好きです。

歌い方も歌い分けの解像度が非常に高く見え、どこまでも深く潜っていける感触を覚えました。歌い方で特に印象に残ったのは、「カタカタカタカタ」の部分で声の広さが少しずつ変わっていったこと、「淡々と~」の部分と「ドーパミンが~」の部分が大体音程が同じながら、声の広がり方を変えることで歌声から楽曲の雰囲気を別のものとして持って行った点です。こういう繊細な雰囲気の変え方が美しすぎる。そして、緑仙のセリフパートは今までの楽曲にもちょくちょくありましたが、やっぱり好きです。言葉に言い表しにくい独特の空気感の「高さ」があるような気がしています。

 

3. 天誅

これをどういう曲として形容すれば良いのでしょうか?恋愛系の曲?解像度が低くて申し訳ないです。王道と呼ばれる楽曲のインプットがめちゃくちゃ少ないので見当違いのことを言ってそうではありますが、個人的には王道で繰り返し聞きやすい楽曲なのかな?と思いました。

印象に残るのは、えげつない強度のかすれさせた歌声。緑仙の歌において、自分は今まで聴いたことなかったパターンの表現方法だったのでとても新鮮でした。かすれさせた歌声に対して自分は「声に穴が空いたかのよう」というような表現をよく使いますが、特に2番開幕の歌声は穴が空いたどころのかすれ方ではなく、流れる風にのる葉っぱのように実体の割合が少ない歌声で提供してくれます。すごい。また、「あなたはこんなにバカなのに 痛くてもいいから」の感情を乗せつつ強く盛り上がりに持っていく歌い方がとても好きです。

4. ヒロイン

儚い系として込められる感情に対する解像度の高さという、間違いのない緑仙の歌声の魅力がふんだんに散りばめられた楽曲だと思います。

曲全体で鳴っている逆再生系の音(この音の表現用語を知らない)癖なので好きです。

「顔も態度も~何も知らないでいたい」のパートが凄いです。凄すぎて声出た。楽曲としても歌声としても、絶え間なく新しい顔を見せながら展開で殴ってきます。自分の解釈ではありますが、嘆き、願望、絶望、回顧と連続して違った声色で提供してくれるパートです。展開の暴力がすぎる。

それ以外も、「~幸せ?」とか「期待しない でもちょっとしたい…」とか「消えたい」とか歌声から解像度の高い感情が伝わってきます。

5. ジガトラ

インターネットは最悪!!!!!

最近の緑仙のテーマと言っても過言ではない(?)インターネットの最悪さを語ったような楽曲です。

サビ前でこの上なく盛り上がらせてからサビで音圧の暴力で絶え間なく殴ってくる感じが癖になります。言葉はいらねえ。ペンライト掲げて暴れ散らかしましょう。「自我がとらわれてちゃ 世話ねえな」の歌い方めちゃくちゃ好き。サビ、「安直な自由歌っちゃって」が何度聞いても「安直に人類語っちゃって」にしか聞こえない。空耳?→修正漏れだったっぽいです

どちらにしても解釈一致なので良いと思います。

初回限定版Bだと燃えろ!雀荘牌舞台の次がジガトラソロverだったので聞きながら「麻雀だ……」にめちゃくちゃなってました。

 

6. ジョークス

個人的には緑仙という章の一種の転換点となる曲だと思っています。初見はイツライから始まるシリーズとしてはびっくりするほど明るくて少しびっくりしたものですが、それが決意というものなのかなと思いました。不安があったとしても、それを塗り潰すくらいに一歩ずつ足を進めていく。

歌声の話で行くと「介して愛した」の歌い方と、「誰にも言わせやしない」の歌い方がめちゃくちゃ好きです。楽曲としては、サビの「~ 再開」のような部分のリズムがとても好きです。こういう歌の展開の境界点を繋ぐ(通常のものから変える?)ような展開の仕方、とても癖です。

 

7. おまけ

松本プロ歌うめえ!!!!!!!!!!!!!

 

ということで、緑仙 1st MINI ALBUM『パラグラム』の感想を生成しました。ここまで書いてきたように、パラグラムは、最高を常に更新し続ける、間違いなく最高の緑仙そのものでした。みんなも、パラグラムを買って、緑仙を推そう!!!!!!!!!!!!!!